車社会の現代はステッキを持って「銀ブラ」という紳士は全く見かけませんが、昭和の初期に東京などの大都市で青春を過ごした男性にとっては恰好よいステータスシンボルとしてステッキは身近なファッションアイテムだったようです。

最近東急ハンズ等の店頭で接客していますと、白髪のシニアが何気なくステッキを手にとってご覧になり、気に入った商品を購入してそのままお使いになってお帰りになる方が時々おられます。

先日もご夫婦で来店の、学生時代ハードル競技で国体に出場したというご主人が「最近は階段を上がるのも膝が痛くて歩くのも苦痛」と言いながらステッキをご覧になっていたので失礼ながら脚を触らせてもらったら、細くふくらはぎの筋肉も柔らかい状態なので、出来るだけステッキを持って歩くことをお薦めしましたら、数本比較した後ドイツ製の桜材の大曲ステッキ(商品にリンク)をお求め頂き、包装もせずタグをとって早速得意げな表情でお帰りになり、キッとご夫婦で素敵な散策と夕食を愉しまれるのでは・・と羨ましくお見受けしました。

日本の高度成長を支えた戦後生まれの「ニューシニア世代」は様々な競技で足腰を鍛え抜いた身体をその後何年も十分メンテナンスしないまま苦痛を我慢しておられる方も多いようです。

長いなが〜いシニア世代をカッコ良く過ごすためにも、ステッキをオシャレのアクセサリーとして散歩や街を歩くだけでも素敵なシニアの「ステッキファッション」として愉しいオシャレのひと時になるのではないでしょうか。