「春よこい 東北に」という新幹線の車中誌とは縁遠く、朝から粉雪が舞い散る仙台から晴天の東京を経て名古屋・大阪と新幹線を乗り継いで、「NHKマイケル・サンデル白熱教室」を観た。
一番町通りは若い人でいっぱいで復興は過去のことと錯覚しそうだがやはり多くの問題点が浮き彫りになっていることを多くの人から聞いた。
東北弁の「までい」という「時間をかけてじっくりと」という生活がこの先まだまだ程遠いこと。福島の子供たちの「甲状腺ガン」の発生が2ヶ月で異常に発生していること。自主避難の人たちへの支援が乏しいこと。など等東北の春はずっと先の感がしたのだった。

1時間の白熱教室での若い人の正直な発言に身近なこととして何度も感動し嬉しかった。
その割にシニアに危機感がないのが残念な気がする。