k大木を背にして祀られた古く粗末な「山ノ神」古くから林業や狩猟で山に関わる人々が祀ってきた習慣が今も残っている。以前は当たり前の行事であったが、時代の変遷はそうした伝統行事を持続する為の努力が必要となる感がする。今年は行事の準備などをする当番に当たっていたので余計に習慣をどのようにして維持すればよいか改めて考えさせられた。
何時になれば収まるか予想さえ出来ない、九州の噴火活動による痛々しい被害の報道を見ながら「山」という自然を守る意義は環境維持だけではない「山ノ神」を祀る気持ちを次世代にも伝えたいと願い、「股木」を奉納したのだが。