「シニアナビ」の旅費に加えて喫茶付の有り難い「有楽町会館」の企画に参加をさせて頂いた。

仲代達也の存在感のある演技、柄本明の名演技は流石であったがストーリーには少々・・・(と言ったらオフレコと叱られる始末)

人と人の温かみが希薄になった現代を都会感覚で語っているような気がしてならないのだが、「良いときはみんな良いが、悪いときはみんな悪い」という台詞には今の業績の上がらない自分の状況と照らして改めて共感しながら、それにしても身勝手で頑固なこんな「ジジイ」が果たして現在にも居るのだろうか?

4人の孫の内ただ一人の孫娘に「爺ちゃん、ジイちゃん」といってもらえるようなジイになりたいものだが、反面今はロスの生活に慣れてしまって好きな男性か仕事に熱中する女性になってしまうのだろうナ〜。

老人と廻りの人との関係を改めて考えさせられた「春との旅」であった。