「温暖化 雪・氷減少 太陽光反射熱下がる」
またまた暗いニュースとまで・・・かも知れないが、
本日の読売新聞の記事では、地球が僅かばかり毎年暗くなっていることが米航空宇宙局(NASA)の衛星観測で分かったとのこと。地球温暖化による雪氷の減少などで地球の“白さ”が失われ太陽光の反射率が減少したらしい。そしてより多くの太陽エネルギーが地球に吸収されることで、温暖化を加速する恐れがあるという。
多くの現象の中で新らしく考えさせられ、本当に地球全体の危機を感じないわけにはいかない。
NASAは、地球観測衛星テラに搭載された雲地球放射エネルギー観測装置を使った観測で、2000〜04年の4年間で約0.15%地球の太陽光反射熱が下がっていることを突き止めた。この数字は、地表全体に1平方メートルあたり約0.5ワット相当のエネルギーが余分に吸収されたことを意味する。
地球は過去30年間、年平均約30%の反射熱で安定。大気中の二酸化炭素濃度が現在より倍増した場合、温暖化に伴う気候変動で雪氷などが失われ、1%ほど反射熱がさがると考えられている。(読売新聞 22日朝刊)