今日の東京は地形の関係なのか、各地と比較したら申し訳ないような天候だった。積雪もなく、気温は冷たいがマフラーだけでもオーケーだった。

そしてちょうど、国立環境研究所は地球温暖化が日本に与える影響について現状と予測結果を発表した。(1月28日)

現在、気候、生態系、都市環境、人の健康など幅広い分野で、地球温暖化が原因と思われる影響が既に顕在化している。
さらに、国立環境研究所は今後も、地球温暖化が進行すれば、影響の範囲や強度は増大すると予測する。

ちょっと堅いが月初めなのでご参考に・・・。
以下コピーです。
例えば、気候の分野では、日本の平均気温は20世紀の100年間で約1℃上昇し、特にヒートアイランドの影響も加わる東京では約2.9℃上昇した。時間降水量50mmを超える大雨の発生回数も増加傾向にある。1970〜2003年に、日本沿岸では年間2mm程度海面水位が上昇した。
高山植物や昆虫、動物の生息域にも変化が出ている。例えば、北海道アポイ岳では、キタゴヨウの生育高度が上昇し、ヒダカソウなどの高山植物が減少し、ハイマツ等が拡大した。1940年代には九州や四国何部が北限だったナガサキアゲハが1980年代から和歌山県や兵庫県、2000年以降は関東地方でも確認された。亜熱帯から熱帯に生息する南方系のクマゼミが、2001年には東日本でも確認された。
市民生活への影響として、最近、局所的に、記録的な豪雨による浸水被害が多発している。水害による浸水面積は減少傾向だが、水害密度(浸水面積あたりの一般資産被害額)は増加する傾向にある。