NHK特集「青きドナウの旅」5日目を観た。
チェコのプラハを中心にした生中継だったが、街並みが実に美しくてこんな街がヨーロッパには数多くあるのだろうなと思わず感動した。
敗戦という経験は日本も同じだが、高度経済成長の影響はこのように差をもたらす結果になってしまったのではないか。
環境という言葉さえ不必要ないぐらいに、当たり前に保全されていることが分かる。この街で暮らしている様子はどんなであろうか。我々とは大きく違う生活様式やモラルがあるのだろうが、『環境生活派』としてはそこをもっと知りたい気がする。
12月17日に「景観法」が施行される。地域の景観を保つための条例であり、地域住民の意識と自治体の独自性が問われるだろうが、日本もやっと「街創り」ではヨーロッパに少し追いついたことになる。